■ 祭 ■(南)
エージェントブログをご覧の皆様、
ISITEN採用事務局の南です。
6月に入り、梅雨入りのシーズンを迎えました。
季節の移り変わりは本当に早いものです。
以前にもこの場で、ご紹介をさせて頂きましたが、
弊社は市ヶ谷のお掘り沿いにございます。
窓から望む四季折々の景色は、
私にとって、ひと時の清涼剤になっていたりとします。
4月は桜色
5月は新緑
と、人々の目を楽しませ、
6月は更に緑が深まります。
そして、
その緑色の中に、鮮やかな紫色も目立ち始めます。
紫陽花・・・ではなく「幟(のぼり)」の色です。
この時期、あるお祭りの幟旗で、
この市ヶ谷の地が紫色に染まります。
6月上旬~中旬にかけて行われる
「山王祭(さんのうまつり)」です!
山王祭は赤坂に鎮座する日枝神社の祭礼です。
神田祭、深川祭とともに江戸三大祭の一角として知られ、
また、祇園祭(京都)、天神祭(大阪)と並び、
日本三大祭にも数えられている(※諸説有り)、由緒あるお祭りでございます。
さて、都会派の皆様の中には
「赤坂と市ヶ谷って微妙に離れてない?」
とお思いの方もいるかもしれません。
そうです。
仰る通りで、電車で2~3駅分くらいの距離はございます。
しかし、来るのです。
この静寂な市ヶ谷の地にも
山王祭の熱が!
神輿(みこし)が!
山車(だし)が!
山王祭のメインイベントに
「神幸祭(じんこうさい)」というものがあります。
日枝神社がある赤坂から始まり、
四ツ谷-市ヶ谷-銀座など皇居周辺を
神輿や山車などが、祭礼行列として練り歩くのです!
祭り囃子が鳴り響き、それはそれは活気にあふれます。
※朧げな知識だったので、
改めて神輿と山車の違いを調べてみましたが、
なるほど。確かに明確な違いがありますね。
●神輿(みこし)
→かつぎ棒が備えられ、人がかつぐもの
その名の通り、「神様の乗り物」なので、基本的に人は乗りません。
●山車( だし )
→種々の装飾を施した台車で、人が引くもの
神輿と同じく神様が宿るものではあるが、
奏者や演者が乗って、太鼓を叩き、歌い踊って、神様のお供や先導をする役割も担います。
さて、ここまで書き連ねてきて、
謝罪をさせて頂きます。
なんと、山王祭の神幸祭(祭礼行列)は
本日、6月10日(金)のみなのです・・・。
ちなみに、神幸祭は隔年開催です。
もしもご興味がある方は、2018年までお待ち下さい・・・。
とは言いましても、
山王祭は17日(金)まで続きます。
この期間中、様々な行事や催しが行われております。
日枝神社周辺でも、山王祭に併せ、
各地で神輿の担ぎ出しなどが行われます。
お暇があれば是非!
それでは、
次回もよろしくお願いします。