■ 終わりと始まり ■(南)
エージェントブログをご覧の皆様、
日本ドクターズクラブの南です。
もうすぐ12月。
師走に入り、今年も矢の如く過ぎ去ってしまうのかと思うと、
非常に感慨深いものがあります。
私、毎年この12月~翌年1月という時期に、楽しみにしていることがあります。
皆様もクリスマスであったり、お正月であったりと心待ちにしているイベントや事柄が
あるかと存じます。
私は何かと申しますと、
当然「大河ドラマ」であります。
大河ドラマ・・・、
NHKで毎年、1年間に渡って放送される時代劇ドラマの総称です。
では、なぜこの時期を楽しみにしているのか?
それは、現在放送中のシリーズがクライマックスで終了を迎え(12月)、
新たなシリーズが始まる(1月)タイミングだからです。
感動と興奮と期待とが複雑に混ざり合う絶妙な時期なのです!
※あくまで、歴史好きである私の個人的な感想ですのであしからず
現在は吉田松陰の妹である“文(ふみ)”が
幕末~明治維新の激動の時代を生きる「花燃ゆ」という作品が放送されていますが、
ついに物語の佳境を迎えております。
こちらも毎週楽しみにしているのですが、
なんといっても次のシリーズである「真田丸」が待ちきれません。
簡単な説明にはなりますが、
1月から始まる新シリーズの「真田丸」は
かの戦国時代の勇将、六文銭の旗で有名な
“真田幸村”を題材とした作品です。
ちなみに真田幸村の名で浸透してはおりますが、これは江戸時代に書かれた軍記物での通称です。
存命時にその名で呼ばれたことはありません。
正式名称は“真田信繁(のぶしげ)”ですので、
通ぶりたい場合は、あえて“信繁”で通しましょう。
真田幸村は小説や映画、演劇など、様々なコンテンツで
取り上げられるほど、日本で屈指の人気を誇る将軍なのですが、
意外や意外、大河ドラマで主役になるのは今回が初です。
※もちろん、戦国時代を題材とした作品には必ずと言っていいほど登場しますが・・・
さて、今回の「真田丸」、
何がこんなにも自分を興奮させるのか?
いくつか挙げてみました。
①戦国時代
→幸村が生きたのは戦国時代
信玄、信長、秀吉、家康というスター揃いぶみ。
合戦、合戦、そして合戦。
熱い展開が予想されます。
②主演:堺雅人
→「半沢直樹」で実力派俳優としての地位を確立した
あの堺雅人さんが幸村を演じます。
どのような幸村になるか想像ができません!
③脚本:三谷幸喜
→大河ドラマには2004年の「新選組!」以来、2度目の参加。
「新選組!」の舞台は幕末でしたが、戦国時代物の大河で、
三谷幸喜エッセンスがどのような化学反応を起こすか見ものです。
また、三谷さんは幸村の時代にも重なる「清須会議」も映画で手掛けておりましたが、
今回の「真田丸」で、どのような演出を施すのかも期待です。
ここで、私の乏しい要約力で幸村の生涯を説明しますと、
このようなことになります。
武田家の人質
↓
上杉家の人質
↓
豊臣家の人質
↓
関ヶ原で兄弟対決
↓
かつての主君のため敗色濃厚の大坂の陣に参加
↓
夏の陣であの総大将の家康を追い詰めるも討死
たった数行でも光る、このドラマチックな人生。
まさに“倍返し”を繰り返してきたような英雄の一生を、どのように堺さんが演じるのか?
真田十勇士で知られる幸村の家臣たちや、
タイトルにも使われ、幸村が築いた出城とされる真田丸などの事柄を、
三谷さんがどうやってシリアスに、時にはコミカルに演出するのか?
私は、万全のコンディションでこの作品に臨むため、
休みを使っては真田ゆかりの地である信州へ、史跡巡りを行ってきました。
しかし、もう気持ちのコントロールがつきません!
そんなこんなで、1月スタートの「真田丸」に期待しております。
この高揚感を力に(?)今日も仕事を頑張ります!
補足ですが、
実は2017年度の大河ドラマも、既に題材が決まってたりします。
「おんな城主 直虎」で主人公の井伊直虎(こんな名前ですが女性)を演じるのは柴咲コウさんです。
女性主人公は現在の「花燃ゆ」含め、これまでも何度かありましたが、
女性将軍という立場は初めてです。こちらも期待大ですね。