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■ 連覇達成 ■(南)

エージェントブログをご覧の皆様、

ISITENの南です。

 

もはや既定路線ですので、

前置き無しでいきなり本題に入りたいと思います!

 

先日、

センバツ(第90回記念選抜高等学校野球大会)が終了し、

大阪桐蔭高校が優勝を果たしました。

 

よく春と夏の甲子園の傾向から

「春は投手力、夏は総合力」と言われます。

春は日程も気候も余裕があるので、投手力で勝ち進めますが、

夏は投手力だけでは勝てないという意味です。

 

しかし、今回の大阪桐蔭には

春の段階で既にその「総合力」を見せつけられた印象でした。

 

これで大阪桐蔭は去年に続いて大会2連覇達成。

春夏連覇の切符を手にしたわけです。

 

今回(も)大阪桐蔭は優勝候補の大本命でした。

通常、甲子園で優勝候補の大本命がそのまま優勝することは珍しいです。

 

全国の高校から徹底マークされ、周囲から期待される中で結果を残すことは、

不確定要素が多い高校野球においては至難の業ではありますが、

毎度、大阪桐蔭の王者としてのメンタリティーには驚嘆しますね。

 

特に今年の大阪桐蔭はミレニアム世代(2000年生まれの世代)トップの選手が集まり、

「史上最強世代」と目されていましたから、選手たちに掛かるプレッシャーも尋常ではなかったことでしょう。

 

特に去年の夏の甲子園で

結果的には自身のミスが敗退の原因になってしまった中川選手が、

今大会は主将としてチームを率いて活躍しており、その姿はとても感慨深いものでした。

 

 

ではここで、

個人的に最も記憶に残ったベストバウトを紹介します。

 

●2回戦

 明徳義塾(高知)7×-5中央学院(千葉)

 

●3回戦

 明徳義塾(高知)1-3×日本航空石川(石川)

 

「ベスト」なのに2試合選出したのは、

この2試合で一つの流れがあると感じたからです。

 

秋の全国大会である明治神宮大会のチャンピオンとして臨んだ明徳義塾。

初戦として迎えた中央学院戦はその神宮大会で降した相手であり、

中央学院にとってはリベンジマッチとなります。

 

試合は明徳義塾のエースであり、

大会屈指の右腕である市川投手が相手打線を封じ込めますが、

8回に突如崩れ、逆転を許してしまいます。

 

本来、

明徳義塾は名将 馬淵監督の研究力を基にした緻密な戦略・戦術と、

それを忠実に遂行する選手達の「着実に勝つ野球」が特徴です。

ですので、失礼を承知で述べますと、

想定外の事態になった時は脆く、

試合終盤の劣勢を覆す力や爆発力には乏しい印象でした。

 

しかし、この試合は違いました。

9回裏2死走者無しで万事休すかと思いましたが、

そこから2人出塁し、4番の谷合選手に繋ぎます。

それまで無安打だった谷合選手が値千金の逆転サヨナラホームラン!

4番の仕事を果たしました。

 

去年のセンバツでは9回2死から同点にされ、

延長で逆転、1回戦敗退で涙を呑んでいましたので、

同じ舞台でその悔しさを晴らしたと言って良いでしょう。

 

そして続く日本航空石川戦。

この試合もエース市川投手が圧巻のピッチングで強打の航空石川を抑え込みます。

同点で迎えた8回、明徳義塾が1点をもぎ取りついに均衡が崩れます。

8回裏も無失点で切り抜けた市川投手は残す9回裏を抑えるのみ。

 

しかし現実は非情で、

今度は明徳義塾がサヨナラホームランを浴びて最後の最後で屈してしまいます・・・。

 

結局、逆転サヨナラホームランで勝ち、

逆転サヨナラホームランで負けることになった明徳義塾ですが、

試合後のインタビューで馬淵監督はこう語っていました。

 

「自分の人生みたいや」

 

百戦錬磨の名将から出たこの言葉は、

私の胸にも突き刺さりましたね。

 

 

さて、前々回の私のブログで「応援」についての魅力を語りましたが、

甲子園には「応援団賞」というものがあり、

その最優秀賞に彦根東高校が選ばれました。

 

建学の精神「赤鬼魂」を体現するように応援グッズを赤に統一し、

真っ赤に染め上げたアルプス席の一体感が評価されたようです。

※ちなみに彦根東のルーツは彦根藩の藩校であり、

「赤鬼魂」は彦根藩主である井伊家の「井伊の赤備え」「井伊の赤鬼」から来ています。

 

個人的な「応援団賞」は智弁和歌山高校ですね。

惜しくも大阪桐蔭に敗れ準優勝に終わりましたが、

(ブログで触れた)“魔曲”ジョックロックが炸裂していました。

なぜこの曲が“魔曲”と呼ばれるのかが、改めて理解できる大会でした。

 

ただ、

今回私が驚いたのは、このジョックロックという必殺の応援歌の他に、

「ミラクルショット」という隠し玉を用意していたことにあります!

智弁和歌山としては6年ぶりの新応援歌とのことですが、

報○ステーションのスポーツコーナーで使用されている曲と言った方が分かり易いでしょうか。

 

想像以上に高校野球の応援歌にピッタリで、

大会後半はジョックロックよりもミラクルショットを聴きたくなるという逆転現象が

私の中で起きていました(笑)

 

 

 

またまた長くなってしまいましたが、

今回はこれまでとさせていただきます。

 

夏に繋がる春の大会は

各地で始まっております。

 

ミレニアム世代の最後の夏、

第100回記念大会はすぐそこに迫っています。

 

それではまた次回に。

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