■ 梅雨シーズン突入 ■(南)
エージェントブログをご覧の皆様、
ISITENの南です。
6月に入り
梅雨の季節になってきました。
全仏オープンテニスが始まった今、
心はもう花の都パリにあるのですが、
東京の曇り空を見ると現実に引き戻される気持ちになります。
私は6月生まれなのですが、
やはり、誕生日は雨の日が多い印象ですね。
正直、雨は嫌いです。
しかし、昔からこの時期に咲く紫陽花(アジサイ)は好きなので、
梅雨のシーズンも我慢できるというものです。
あの見た目と、学名の「ハイドランジア」の字面と響きが、
幼心にどストライクでしたね。
さて、この前ニュースで天気予報を見ていると、
天気予報士が「にわか雨」「夕立」「驟雨(しゅうう)」の違いを
説明しておりました。
簡単に言うと、
「にわか雨」は一過性の雨で、
「夕立」は夏の午後から夕方に突発的に降る激しい雨。
「驟雨」とは対流性の雲から降る雨のことで、
即ち「にわか雨」や「夕立」のように“急に降り急に止む雨”を
意味した学術用語だそうです。
確かに、雨や風など日本語の自然表現って多いよな、
と思いつつ雨に関する言葉を調べてみましたら、
多いこと多いこと・・・。
広辞苑でざっと調べて見たとことろ
「秋雨、煙雨、大雨、喜雨、強雨、霧雨、豪雨、穀雨、小雨、細雨、五月雨、小夜時雨、山雨、
地雨、慈雨、時雨、篠突く雨、宿雨、瑞雨、晴雨、多雨、天気雨、通り雨、長雨、涙雨、
糠雨、白雨、麦雨、運雨、春雨、氷雨、一雨、村雨、雷雨、涼雨、緑雨、霖雨、冷雨・・・」
なんだかゲシュタルト崩壊を起こしそうですが、これでほんの一部です。
一説には「100は優に超える」とのことですので、
敢え無く調査断念!
日本には四季があり
農耕民族だった背景から、
天候・気候には敏感で感受性が豊か。
また、漢詩や和歌、俳句などが発達してきたように、
文化的・芸術的表現力には、何か執念めいたものを感じてしまいます。
日本語を完璧に翻訳することが出来れば、
ノーベル文学賞を独占していたのではないかと妄想したりしなかったり。
冒頭でお話した通り、雨は嫌いなのですが、
「今日は瑞雨(ずいう)か・・・」など物思いに耽ってみたら、
少しでも心豊かな気分になるのでしょうか。
なんにしても晴れの日が一番です!
それでは、また次回に。