■ センバツ振り返り ■(南)
エージェントブログをご覧の皆様、
ISITENの南です。
前回のブログで「センバツ(選抜高等学校野球大会)」に触れてから、
はや1ヶ月・・・。
もはや、
個人的な野球観戦ブログ化している感もありますが、
今回も気にせずに、センバツ大会の振り返りを行いたい思います。
お盆休みと重なる夏の甲子園と違って、
殆どが業務時間と重なるセンバツは、
流石にLiveで観戦は難しいものがあります。
しかし、最近は便利になりましたね。
センバツ公式HPに各試合の動画がUPされており、
全試合を丸々動画で視聴できるのです!
※もちろん無料です。
「あ、そういえばまだ見てなかった」とうい方、
まだまだ間に合いますよ!
さて、周知の通り、今回の決勝戦は史上初、
なんと大阪勢同士の決勝戦となりました。
(過去に愛知勢、東京勢対決というのはありました)
「大阪桐蔭×履正社」
本当に横綱対決が実現してしまい、
甲子園は大盛り上がり!
前回のブログでも触れましたが、
基本的に1県1代表制の夏の甲子園では同時出場が叶いません。
全国大会の、しかも決勝戦で両校が相見えるのは、
もしかしたら今回で最後かもしれません。
互いの手の内を知り尽くした両校の戦いは
最後まで手に汗握る展開でしたが、
9回に大阪桐蔭が振り切り、見事優勝。
大阪桐蔭はここ10年で春夏合わせて5度の優勝を飾っており、
往年のPL学園を彷彿とさせるような強さですね。
新チームになってから大阪桐蔭と履正社高校の戦績は
これで1勝1敗の五分と五分。まだまだ両校の戦いは続きそうです。
また、今回のセンバツにも印象的な試合が多々ありましたが、
特に驚愕の展開だったのが、大会第7日目に行われたこの2つの試合。
「福岡大大濠(福岡)×滋賀学園(滋賀)」
「健大高崎(群馬)×福井工大福井(福井)」
激戦の末、前代未聞の2試合連続引き分け再試合に!
高校野球は9回までに決着がつかない場合は延長戦に入ります。
延長15回が終わっても決着がつかない場合は引き分けとなり、
再試合が行われます。
そもそも再試合自体が珍しい出来事なのですが、
それが2試合連続となると、長い甲子園の歴史でも初めてのことだそうです。
この試合が契機となり、
投手の負担を考慮した対策(タイブレーク制導入など)が、
再び話し合われるようになりました。
個人的には複雑な気持ちもありますが、球児の健康面を考えると、
少しでも多くの人たちが納得できる形になればいいなと思います。
最後に印象的だった試合をもう1つ
「静岡(静岡)×不来方(岩手)」
21世紀枠で選出の不来方(こずかた)高校。
この高校の野球部員は10人。
もちろん野球は9人で行うものなので、
今までギリギリのメンバーで戦い抜いてきました。
試合は東海地区王者の静岡が、
その力を見せる結果となりましたが、
不来方の10人目のメンバー「背番号10」の斉藤君が
最終回に代打で登場した時、何か込み上げてくるものがありました。
野球強豪校なら、
部員100名超えも珍しくない時代に、
文字通りの「全員一丸の全員野球」。
高校野球の原点を思い出させてくれた試合でした。
センバツが終わり高校野球は現在、
春の地方大会が行われております。
それが終われば、すぐに夏の予選が始まります。
球児にとっては負ければ最後の夏。本番の夏です。
今年はどの大会、どの試合を見に行こうかと、
今から楽しみです。
それではまた次回に。