■ 2冊の本紹介 ■(佐藤)
いつもISITENエージェントブログを
ご覧いただきありがとうございます
今週は佐藤よりお届けいたします
2月も寒い日が続いておりますが
今日は気温も高く風は強いですが
過ごしやすい1日ですね
温かい気温の日には春の訪れが待ち遠しくなります
さて、今回のブログでは、最近読んで中で興味深かった本を
2月にちなんで2冊、紹介しようと思います
まず1冊目は
『命は誰のものか(ディスカヴァー携書)』 著:香川 知晶
タイトルのとおり「命」について書かれた本です
現代では発達した医療技術によって「延命治療」や「出生前判断」等
以前では考えられなかった事がどんどん可能になっています
それに伴って、今まで考える必要がなかった問題や課題
直面する機会がなかったような事柄に触れる機会が増えました
本書では、「生命倫理学」から始まり「尊厳死」や「脳死時の臓器提供」
「代理出産」等の色々なトピックスから事例を踏まえ
生命に関してどのような議論がなされてきたかが記述されています
それらの事例を通して様々な観点から
自らも「命」について考える事になります
医療や科学技術の発達、超少子高齢化社会の到来
今後も想像すらできなかった問題や課題が発生するでしょう。
そして、いつかは自分の死も含めてそれらに直面する時がやって来ます
その時をむかえる前に「命」という論点に向きあい考えてみる
それはとても大切な事です
医療業界に携わるか否かに関わらず
今読んでおくべき1冊としてお勧めです
2冊目は
『やる気を引き出し、人を動かす リーダーの現場力』 著:迫 俊亮
タイトルから判断すると
数多ある「自己啓発本」の1つかと思ってしまうかもしれません
私がこの本を手に取った理由は、著者の 迫 俊亮さんにあります
面識はありませんが、私よりも2つ年下の人物で
靴の修理で有名な「MISTER MINIT」の社長になり
業績をV字回復させ立て直したという話を知っていました
書店で本書を見かけた時、上記の話を思い出し
同年代の人物が「どのような考え・方法・アプローチ」で
企業の立て直しを行ったのか!?
それ以上にどんな人物なのか
それを知りたいという思いから手に取りました
この本では、迫社長の社長就任までのキャリアからアプローチ方法
そして、具体的な失敗まで惜しげもなく記載されています
一読をして浮かんだ言葉は某映画の一場面
「事件は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きているんだ!」
そう、いかなるサービスもやはり提供されている最前線
そこに、問題点や課題解決のヒントはつまっているという事です
それらしっかりと観察し課題点に対して具体的なアクションを行う
数字とのにらめっこや机上の空論ばかりになってしまっては
何も解決は出来ないのです
そして、熱い情熱をもって実行するという事
上記は良くある話といえばそれまでかもしれません。
しかし、同年代という事を差し引いても
迫社長の行ってきたことや文章からは
それらの事がダイレクトに伝わりました。
そして、大きな刺激を頂きました。
今回の本紹介は以上です。
バスケにランニングと運動ばかりのイメージを
少しでも払拭できれば幸いです。
それでは次回のブログでまたお会いしましょう。