■ 流行語大賞 ■(南)
エージェントブログをご覧の皆様、
ISITENの南です。
今年も早いもので、
師が走り出す時期に入ってしまいました。
さて、いきなりですが、
つい先日「流行語大賞」が発表されました!
※正式名称は「ユーキャン新語・流行語大賞」
と言っても、
特に楽しみにしているわけでもなく、
毎年「へー、そうなんだ」程度の興味しか
持ち合わせていなかった薄情者だったわけですが、
せっかくの機会(?)なので、今年は興味を持ってみることにしました。
それでは勝手に寸評します。
●年間大賞●
「神(かみ)ってる」
⇒今年の年間大賞は広島カープ優勝の象徴でもあるこの言葉です。
去年の「トリプルスリー」に引き続き、プロ野球界から2年連続で大賞選出らしいです。
例年、「これって流行してるの?」と、疑問に思う言葉も多々あるのですが、
この言葉は、結構使われている気がしますね(気のせいでしょうか?)。
ちなみに広島カープの緒方監督が鈴木誠也選手の活躍に対しコメントしたのが発端ですが、
最初に“神ってる”という言葉を使っていたのは、緒方監督の息子さんだとか。
●トップテン●
「ポケモンGO」
⇒もはや世界レベルで社会現象となった「ポケモンGO」です。
老若男女問わず夢中になってる様子を見ると、やっぱりポケモンというコンテンツは凄いと
思い知らされました。
閑散としていた私の自宅周辺が最近にぎやかになったのは、ポケモンGOの影響です。
「アモーレ」
⇒サッカー日本代表の長友佑都選手が自身の恋人に対して表現した言葉です。
イタリア語で愛する人という意味らしいですよ。
「聖地巡礼」
⇒映画、ドラマ、アニメなどの熱心なファンたちが、
その作品の舞台となった土地を実際に巡ることを言うそうです。
現在一大ムーブメントを巻き起こしている映画「君の名は。」の聖地である、
岐阜県飛騨市を探訪しているファンたちが最近ニュースになっていましたね。
「トランプ現象」
⇒ドナルド・トランプ次期アメリカ合衆国大統領誕生。驚きました。
イギリスのEU離脱も含めて、メディア報道も当てにならなくなってきたなと思わせる1年でした。
「ゲス不倫」
⇒いつの世も愛憎劇というものは人を惹き付けるというものですが、
ここはノーコメントでお願いします(笑)
ただ、単語のインパクトは凄いですね・・・。
「マイナス金利」
⇒文字面だけみたら「ウチの預金減っちゃうの!?」と焦りそうな言葉です。
個人預金には関係無い話ですのでご安心下さい。
「盛り土」
⇒未だ決着が見えない築地市場移転問題に関して話題になったワードです。
私はずっと「もりつち」だと思っていましたが「もりど」です。お恥ずかしい・・・。
どなたが受賞したかは知りませんが、“受賞者辞退”となっておりました。
「保育園落ちた日本死ね」
⇒こちらも過激な表現で単語のインパクトは大きいですね。
しかし主張は極めて全うで、出産・育児に関する日本の問題点が浮き彫りとなった気がします。
「PPAP」
⇒前衛芸術過ぎて私の理解を遥かに超えていた「PPAP」。
ピコ太郎氏が世に生み出した映像作品(?)で、
正式には「ペンパイナッポーアッポーペン」の略語です。
なにはともあれ、世界中を熱狂させたその魅力は賞賛に値されるでしょう。
今年の忘年会や新年会では、大量のピコ太郎が発生すると思うと楽しみですね(笑)
●選考委員特別賞●
「復興城主」
⇒記憶に新しい熊本地震から約8ヶ月。
被災地復興を願い、今年は選考委員特別賞が設けられたそうです。
1万円以上の寄付をした個人や団体が「城主」となり、
その城主は色々な特典を受けられるとのことです。素晴らしい!
・・・以上です。
初めてと言っていいほど、
流行語大賞のことば達に触れてみたのですが、以外に面白かったです。
また、医療に関することばが無いなと思い、
過去(直近)の受賞ワードを調べてみたのですが、ありました!
「SARS(2003年)」
「メタボリックシンドローム(2006年)」
「新型インフルエンザ(2009)」
「危険ドラッグ(2014年)」
と、あるにはあったのですが、
あまりポジティブな言葉では無かったのが残念です・・・。
しかし、山中伸弥教授の「iPS細胞(2013)」が選出されるなど、
明るい話題もあったので、今後もポジティブ医療用語が選出されるよう、
そんな1年が来るように願っております。
それではまた次回に。