■ 台風 ■(南)
エージェントブログをご覧の皆様、
ISITENの南です。
雨ですね。
こちらは今日も雨です。
雨の日が続き、
太陽の光を目にすることも珍しくなってしまっている今日この頃、
今年はあまり感じることのなかった“梅雨”の代わりに、
“秋雨”をひしひしと感じております。
あれほど姿を見せずにいた台風も、
8月下旬に入ると、堰を切ったように日本列島にやってきています。
騒がれていた水不足が解消されたのは良いことですが、
台風による被害も凄まじく、
記録的大雨など全国的な問題となっております。
皆様は如何でしたでしょうか?
皆様のご無事を祈ると共に、
被害にあわれた方々のお見舞い申しあげます。
さて、そこで気になったのは「台風の名前」です。
米国などはハリケーンに名前を付けていますね。
米国南東部に甚大な被害をもたらした「カトリーナ」が有名ではないでしょうか。
私の印象ですとハリケーンには女性名が付けられていた印象ですが、
男女同権に反するということで、現在は男性名も含めて交互に命名しているそうです。
なるほど。
では、日本ではどうなのかと。
今年の台風10号は「ライオンロック」と呼ばれていました。
ニュースでその名を聞いたとき
「なかなか傾(かぶ)いた名前じゃないか」
と、思ったものです。
気になってしまったので調べてみたのがこちらです。
※長くなるため、台風1~9号は割愛させて頂きました。
悪しからず。
■2016年の台風■
台風10号 : ライオンロック
→<命名:香港、意味:山の名前>
台風11号 : コンパス
→<命名:日本、意味:コンパス座>
台風12号 : ナムセーウン
→<命名:ラオス、意味:川の名前>
台風13号 : マーロウ
→<命名:マカオ、意味:メノウ(鉱物)>
台風14号 : ムーランティ
→<命名:マレーシア、意味:木の名前>
台風15号 : ライ
→<命名:ミクロネシア、意味:ヤップ島の石の貨幣>
台風16号 : マラカス
→<命名:フィリピン、意味:強い>
以上です。
台風の名前は台風委員会(日本ほか14カ国等が加盟)という
国際機関で定められているいるそうです。
命名方法も由来も各国様々で、特徴が出ています。
台風15号の「ライ」の由来(ヤップ島の石の貨幣)には、
何かロマンを感じますね。
日本で言うと「天正(大判)」や「寛永(通宝)」なんかになるのかな、
と思いましたが、それだとただの元号になってしまいますね(笑)
その日本は、台風11号の「コンパス」のように、星座から拝借しているようです。
他には「てんびん」や「やぎ」、「くじら」などがありました。
※中には「コップ」なんて名前もありました。
そもそも「コップ座」があるということに驚きました。
また、台風の名前に規則性があるらしく、気象庁の説明では以下の通りとなっております。
『平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ、
以後、発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて、その後再び「ダムレイ」に戻ります。
台風の年間発生数の平年値は25.6個ですので、おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。』
(※気象庁HPより抜粋)
台風16号の「マラカス」は108番目らしいので、もう少しで一巡しますね。
ちなみに、
米国ではハリケーンの名前が人名に由来することは前述の通りですが、
「Alex」→「Bonnie」→「Colin」のように、アルファベット順に命名されているようです。
ここまで調べてみて、
台風に良いイメージはありませんが、名前を知ることで少しでも嫌悪感が和らいだら・・・、
と、思ったり思わなかったり。
来てくれないことが一番です。
しかし、今後は台風に対しても愛着が湧くことを期待(?)しつつ、
備えを万全にしていきたいと思います。
それでは、
また次回もよろしくお願いします。