■ ナンセンス ■(上島)
弊社ブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日の担当は上島です。宜しくお願いいたします。
前回のブログから、個人的に色々なことがありまして、
何を書こうかなー、なんて考えておりました。
ふと、前回のブログを振り返ってみたところ、
今回の記事のための前振りがあったではないか!ということで
本日は、お芝居について、書いていこうと思います。
今まで、あまり触れたことがなかったのですが、私、実は観劇が好きだったりします。
様々なジャンルがありますが、比較的どのジャンルでも観ることができます。
ミュージカル、ずっしり重いシリアスな内容から、頭を空っぽにして楽しめる内容まで。
先日、待ちに待った、あるシリーズのお芝居を観劇してきました。
【ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~】
ケラリーノ・サンドロヴィッチさんと、古田新太さんという最強(最恐?)の組み合わせ。
その上に出演者も大変豪華なので、困ったものです。
以前、同じようなメンバーで【犯さん哉(2007年公演)】や
【奥様お尻をどうぞ(2011年公演)】という劇をやっております。
「犯さん哉」では、中越典子さんや姜暢雄さん、
「奥様お尻をどうぞ」では、八嶋智人さんや山路和弘さんなどが出演しておりました。
どのシリーズも、ナンセンスコメディということで賛否両論な内容となっておりますが、
私、上島は大絶賛しております。
肝心の内容の感想としては、、、
ただただデタラメ(勿論褒め言葉です)。
とにかく何もかもがデタラメです。
ストーリー?そんなのあったっけ?いや、本当はストーリーがあるはずなのに、
自分の頭が空っぽで何も考えてなかっただけなのか・・・?と頭の中で謎が謎を呼びます。
でも、何回考えても、ないんです。
"ほとんど、何もない"んです。
とにかく笑えるんです、でも、「ストーリーが面白くて笑う」というよりか、
「やってることがとにかく面白くて笑う」んですよ。
しかし、「やってることがとにかく面白い」のに決してアドリブではなく、ほぼ台本通りなんだとか。
このシリーズは(上島はシリーズだと思っています)その部分がぶれないんですよね。
世間的に、オジサン、オバサンと言われる年齢の方々が、とにかくふざける。
そして、そこに若手の俳優さん、女優さんを投入し、化学反応を楽しむこの凶暴さ。
なんて楽しいことなんでしょう。
恐らくですが、この評価は出演者という部分が大きく影響している部分もあります。
レギュラーで出演しているのが、全員好きな俳優さんなのです。
とにかく個性が強い方々ばかりなのに、集まってもその個性が消えるどころか
各々の個性が更に輝くメンバー、本当に素敵です。
・・・と、まぁ大絶賛の感想を書いておりますが、本当に好き嫌いは分かる内容だとは思います。
実際、寝てしまっている人を見ましたし、中には席を立つ人もいたとか。
でも、"ほとんど、何もない"のが好きな方、
どんな内容でも受け入れられる方、是非とも劇場に足を運び、
ご自身の目で観ていただければ嬉しいです。
やはり説明下手な自分にはこの作品の感想を述べるのは難しかったようです。
とにかく"ほとんど、何もない"のですから。。。
ではでは、本日はこの辺で。次回も宜しくお願いします。